食事の注文だけでなく、副業としても注目されている「Uber Eats(ウーバーイーツ)」。
好きな時間に好きなだけ働けて、投資やせどり、アフィリエイトなどの副業に比べて即金性のあることから、副業をたくさんしてきた私もおすすめしています。
私は本業がデスクワークなので、サイクリングで運動不足を解消しながらお小遣い稼ぎというモチベーションでやっています。
一方「たくさん稼ぎたい!」「やるなら最大限効率化したい!」という心意気の人も多いと思います。
そんな方はたくさんの配達をこなすことを意識するのは良いですが、「ブースト」「クエスト」と呼ばれるインセンティブを意識しましょう!
Uber Eatsの支払いの仕組みを今更解説!
もう既に、パートナーセンターや別のサイトなどUber Eatsの配達の支払いについて理解している人もいるとは思いますが、今一度Uber Eatsの支払いの仕組みについて振り返りましょう!
Uber Eatsでは1件1件の配達に対して報酬が発生します。
受け取り料金:300円
飲食店で商品を受け取った時に発生する料金です。
- 距離に関係なく一律300円
- 1つの飲食店から2か所の配達をする「ダブルピック」の場合も受け取り料金は1つ分のみ
です。
お店までの走行距離に関係なく一律同じ金額であるため、効率化を意識する配達パートナーの人は、配達リクエスト画面でレストランまでの所要時間が5分超には応答しないという人も結構います。
下記画面の時間部分が現在地からレストランまでの所要時間
受け渡し料金:170円
注文者に商品を渡した際に発生する料金です。「ダブルピック」では2か所分の受け渡し料金が発生します。
距離料金:150円/km
飲食店から配達先までの距離に応じて計算がされます。「ダブルピック」の場合は2か所分の合計が計算対象になります。
移動距離が0.42kmという配達があったのですが、0.42km×150円で63円が移動距離になりました。
一方3.04kmの距離まで配達した時は、3.04km×150円の456円になります。
サービス手数料:35%
上記の「受け取り料金」+「受け渡し料金」+「移動距離」から35%のサービス手数料が引かれます。
上記の2つの移動距離を用いて手数料後の実収益を計算した場合、
- (170円+300円+63円)×0.65=346円
- (170円+300円+456円)×0.65=601円
という計算式が成り立ちます。
とくに2の方は手数料を引かれる前の金額は926円だったので、「結構ガッツリ引かれたなぁ~」とテンションが下がりました。
ですが、Uber Eatsもアプリ開発やスタッフの人件費、サーバーやインフラの運営費もあるので、仕方ないですね・・・
「ブースト」「クエスト」のインセンティブ
上記の受け渡し料金やサービス手数料などの基本料金に加えて、Uber Eatsではインセンティブと呼ばれる追加報酬があります。
ブースト
ブーストとは通常の配送手数料に加えて、ある程度の倍率が掛かる仕組みの事です。
配達パートナーアプリで、↓画像のような青色で囲われているエリアがブーストの対象地域です。
倍率は1.1倍から2.0倍にもなるエリアもあります。そしてブーストは手数料から差し引かれません。
先ほどの3.04kmの配達に1.2倍のブーストを加えた場合を再計算してみましょう。
170円+300円+456円の合計で926円。そこから35%の手数料(324円)を引いた601円。(計算上は602円ですがアプリの移動距離計算では601円で処理)
そこから920円×0.2(1.2倍分のブースト)である184円を601円に加算します。その結果785円の配達報酬になります。
1.2倍だとものすごい実感が湧かないかもしれませんが、1.5倍で手数料差し引かれる前のは基本金額が1,000円であれば500円が追加される、そう考えたらブーストの大切さが分かると思います。
ブーストが付く条件について
私は積極的には狙っておらず、あくまで今いるエリアの近くがブースト対象なら向かう程度の意識です。
ですが、効率的に稼いでいる方はブーストをかなり意識して配達しています。
さて、そのブースト発生条件は配達パートナー用パンフレットには「Uber Eatsの注文者の需要が高まる時間帯や地域によって決定されます。」記されています。
ということで人口の多い首都圏でお昼や夕飯のタイミングだとかなりブーストを期待することができるというワケです。
東京都であれば、港区・中央区・渋谷区・新宿区などがブーストが付きやすいイメージです。
ブースト時は注文が入りづらい?
ブーストはいつもの配達に特別報酬が掛かるので魅力的ではありますが、ブーストが掛かった瞬間注文が鳴らなくなったという声も時々目にします。
2/2(土)
16:00前辺りから24:00過ぎまで
・エリア:都島区、北区、福島区、淀川区、西淀川区
・メモ:高ブーストの場合、配達パートナーが集中するのか鳴りが悪かった。低ブーストで数をこなすか悩むところ。 pic.twitter.com/xXVQ29POc2— Uber Eats配達パートナーSIN @大阪 (@SIN96499887) 2019年2月2日
効率を求めた配達パートナーが群がるためだと予想できます。そのため実は高ブーストでないエリアでコツコツやった方が安定するという人も少なくありません。
こればっかりは悩みどころで、どっちを選ぶかは経験と肌間隔でしかなさそうです・・・・
クエスト
またブーストのほかに「クエスト」と呼ばれるインセンティブがあります。
クエストは通常の配送手数料金に加えて、1日の配達件数に応じて追加で報酬が支払われる仕組み。「10配達完了で2,000円追加」など
クエストの内容や有無は配達パートナーそれぞれ違うので、アプリまたはメールの通知にて確認してください。
初ウーバーのクエスト達成!
クエストがあると燃える。
が焦ってしまい、運転が乱暴になるので気をつけねば。#ウーバー#配達#Uber Eats pic.twitter.com/AoAjKWb3ii— しんのすけ (@LqIdpvb5OyNtoGL) 2019年2月11日
今日は12:30スタートで23:00に終了。クエストは昼間は8回で夜は12回。本当は都心に出るつもりだったけど、家の近くでこんなに回れるとは思わなかったから驚いた。 #Uber Eats
— 赤い自転車と緑のバックの配達パートナー (@tabenaika) 2019年2月11日
地域や時間帯によってランダムで発生し、かつ他の配達パートナーと奪い合いになる可能性がある「ブースト」より、安定して狙っていける可能性があります。
まとめ:インセンティブを理解して報酬を最大化しよう
本記事では現在配達パートナーをしている私が、インセンティブである「ブースト」「クエスト」について解説しました。
まあぶっちゃけた話、私はそこまでこの両者を活用して最大限効率を挙げて配達できているワケではありません・・・・
ただ、配達報酬を最大化してガッツリ稼ぎたいのであれば見落とせないポイントです。
意識することは
- 自分の周辺の配達地域でブーストが発生しているか
- 自分のアプリやメールボックスに届いているクエストの内容はどんなものか
だけなので、そこまで頭を使って工夫する要素はありません。
インセンティブを意識して効率的に稼ぎましょう!
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