仕事や休日などのスキマ時間に副業として注目を浴びている「Uber Eats(ウーバーイーツ)」。
「お小遣いが欲しい」「生活費の足しにしたい」「起業するための資金集めにしたい」など様々な理由から配達パートナーになる人が急増しています。
副業や起業となると初期投資などが必要なものも多いですが、ウーバ―イーツは自転車1台から始められるため初期費用もかなり抑えれるのも魅力的です!
さて、そんな新しい働き方であるウーバイーツですが、これから始めようとする人の中には「会社にバレるか不安」という人も多いでしょう。
副業ブームと言われていますが会社によっては「副業はダメだ!」という企業も多いため、可能であれば隠したいという人も少なくありません。
最初に結論を述べると、ウーバイーツをしただけで副業をしていることが会社にバレるということはありません。自分で確定申告すれば問題ありません。
住民税を自分で納めればまずバレない
年間の副業収入が20万円を超えたら確定申告をしなければなりません。副業で稼いだ所得を確定申告すると翌年に支払う住民税はアップします。
このままでは会社の経理担当が「こいつあまりにも住民税が高いな」という感じで、あなたが副業をしていることがバレてしまいます。
住民税が高いことがバレないようにするためには、自分で住民税を払えば問題ありません。
住民税の納税方法は
- 会社が納めてくれる「特別徴収」
- 自分で納める「普通徴収」
の2パターンがあります。
自分で納める「普通徴収」を選択すれば、住民税からあなたが副業をしていることがバレることはありません。
確定申告を行うタイミングで「普通徴収を選べる」
「では、どのタイミングで住民税の納税方法を選択すれば良いのか?」という疑問ですが、ズバリ確定申告を行うときに住民税の支払い方法を選ぶことができます。
確定申告を行うタイミングで自分で納税方法を選択できるので、会社の経理担当には12月付近のタイミングで「今年は自分で確定申告をします、なぜなら・・・・
- 「保険に入ったから控除を受けたい」
- 「ふるさと納税を利用した」
- 「株で少し利益が出た」
などと言って納税方法を切り替えたい理由を誤魔化すことができます。
確定申告をしないのは脱税です
「では収入があっても確定申告をしなければ、住民税を多めに払うことがなくて、経理にバレることもないのでは?」と思うかもしれませんがそれは脱税行為になります。
”5万円以下の懲役、または500万円以下の罰金”となってしまいます。高額の脱税でない限り捕まることはないですが、税務署からの連絡で副業していることは間違いなくバレます。
確定申告をキチンとして住民税はちゃんと納税しましょう!
20万円以内の所得であれば確定申告をする必要なし
年間所得が20万円以内であれば、確定申告をしなくて問題ありません。そうなれば住民税の金額も変わることがないため経理にもバレないでしょう。
また金額としては20万円以上稼いでいても、「自転車やバイクを購入した」「配達用のウェアやアイテムを買い足した」など事業に関係あるものを購入していた場合、それらを経費として差し引いて20万円以下になれば確定申告をしなくてもOK!
専業・学生は38万円以下であれば確定申告の必要なし
またUber Eatsのみで稼働しているいる人や学生の方は、Uber Eatsの収入から経費を引いた額が38万円以下であれば確定申告をしなくても問題ありません。
確定申告を楽に済ませる方法
「確定申告」って単語を聞くとものすごくめんどくさいように感じます。この記事を書いている私もかつて別の副業で20万円を超えてしまった時に「やべ・・・どうしよう」となった記憶があります。
もちろん自分で全部やっても良いのですが、何枚もある書類に転記したり、計算したりするのは地獄以外の何ものでもありません。
クラウド会計ソフト「freee」を利用する
私が毎年確定申告をするのに使っているクラウド会計ソフトです。
簡単な質問を回答したりするだけで「必要事項の計算」「提出書類の作成・穴埋め」をしてくれる優れものです。
- 銀行口座と連携するだけで入出金を自動で仕分け
- レシートや領収書はスマホで撮影するだけで転記可能(自分で手入力してもOK)
- 簿記の知識がなくても、簡単な質問に回答するだけで記帳してくれる
- 電子申告も出来るので、納税所で並びたくない人はそちらが使える
- 不明点はチャット質問をすることで専門スタッフが対応してくれる
- 計算が楽な人は最短5分で提出書類を作成できる
という機能があって月額980円で利用することができます。
クラウド会計ソフト「マネーフォワード」を利用する
私は使用していないのですが、クラウド会計ソフトでは「freee」以外にも「マネーフォワード」というサービスがあります。
こちらは
- 無料で使えて確定申告書類まで作れる
- 困ったら質問を検索して答えが見つかる
- メールサポートあり
と言った特徴があります。
有料でもいいので簡単かつ便利に確定申告をしたければ「freee」、少し手間が掛かってもタダにこだわりたいのであれば「マネーフォワード」を選択しましょう。
税理士にすべて丸投げする
5万円~10万円程度は掛かりますが、税理士さんにお願いするという方法もあります。
税理士であれば記帳から確定申告まですべて丸投げするということも可能です。そして国家資格を持っているプロなので自分で行うよりも安心できるというメリットもあります。
あなたがUber Eats以外にも副業や投資を行っていたりして確定申告が複雑になっているのであれば、プロに任せて安心と楽さを手に入れましょう。
「無料相談」できるところも多いので、一度話だけでも聞きに行っていいかもしれません。
住民税以外で副業がバレる可能性
Uber Eatsの副業がバレる可能性が最も高い「住民税」について、普通徴収からおすすめの確定申告方法までお伝えしました。
ですが、それ以外にもあなたの副業が会社にバレるかもしれません。(とは言っても確率的にほとんどあり得ないケースですが・・・)
同僚に配達しているところを見られた
もしかしたら会社の配達している姿を知り合いに見られるかもしれませんし、配達先が同僚の家かもしれません。
- 同僚がいない地域で配達を行う
- 防寒対策や日焼け対策ついでに帽子をする
- 風邪予防ついでにマスクをする
などの対策を取りましょう。
アプリでバレる
Uber Eatsのアプリは、運んでいる人の顔が表示されます。会社の同僚が同僚がUber Eatsのアプリを使用して配達を頼んだ際に、配達パートナーのあなたの顔写真でバレてしまうかもしれません。
こればかりは対策するのは難しいので、やはり同僚がいる地域では配達しない方が良さそうです。
副業が会社にバレても法律的な問題はない
そもそもですが、会社の就業規則で副業が禁止されていても、憲法・法律的な観点で言えば拘束力はない、と多数の専門家は述べます。
- 副業を行うことで本業に支障をきたした
- 対外的な信用を無くした
- 同業他社で仕事をしていた
など、副業を行うことで本業に不利益を与えた、という場合は懲戒が妥当と判断される可能性があります。
何が言いたいかというとUber Eatsの副業くらいではいきなり懲戒処分・解雇の心配はないとうことです。
まとめ:自分で確定申告をすればまずバレない
「会社が副業するを禁止している」「何となく副業でUber Eatsしているのをバレたくない」と考えるかもしれませんが、確定申告を自分でして住民税を自分で支払えばバレることはありません!
ですので、安心してUber Eatsの配達で副業デビューをしても問題ありません。
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