Uber Eats(ウーバーイーツ)は、新しいスタイルのフードデリバリ―サービスです。Uber Eatsのおかげで今までフードデリバリーサービスを実施できなかったレストランからの注文を受けることができます。
またUber Eatsが注目されているのは、フードデリバリ―サービスだけでなく、スキマ時間にできる副業としても優秀な点。
仕事終わりや休日などのちょっとした暇の時に働くことができ、わずらわしい人間関係もなく、歩合制であるため沢山働いただけ報酬は多くなるお仕事です。
さて本記事では、「そもそもUber Eatsって何?」という疑問から、「そんなUber Eatsの副業はどれくらい稼げるのか?」「稼いでいる人の報酬はどれくらいなのか?」などをまとめました。
Uber Eatsについて
Uber Eatsは上記でも説明した通り、食事を配達する副業です。本業が学生のアルバイトや社会人の副業として注目されています。少数ではありますが専業のUber Eats配達パートナーもいるようです。
雑誌「ダイヤモンドZai」やテレビ番組「ワールドビジネスサテライト」などのメディアにも取り上げられています。
Uber Eatsの配達パートナーになるための条件
特別な条件はありません。面接というものがなく配達パートナーとして働けますし、配達パートナーの中には外国人も多数います。年齢層も大学生くらいの子から中高年配達パートナーまでバラバラ。
強いて条件を挙げるとすれば、「自転車・原付・車(バイク)のいずれかで配達することができるか?」ということになります。
また車(バイク)で配達するのであれば、事業用のナンバーを取得している必要があります。
Uber Eatsの配達パートナーとして働くための登録方法については下記記事↓にまとめていますのでそちらを要チェック!
配達用の車両を何も持っていない
車やバイクはおろか、原付・・・自転車すら持っていないという人も多いかもしれません。
そういう人はヤフオクやメルカリで安く購入するということもできますし、サイクルシェアサービスを利用することができます。
とくに「ドコモシェアバイク」はUber Eats配達パートナー限定の割安レンタルプランが用意されているのでおすすめです。
Uber Eatsの配達パートナーができるエリア
Uber Eatsはまだ始まったばかりのサービスです。東京や大阪などで急速に普及していて街中でも緑バッグのロードバイクを見ることができますが、それでも全国に対応しているワケではありません。
Uber Eatsの対応地域は2019年1月時点では、
- 関東・・・東京ほぼ23区・横浜・川崎・埼玉・千葉
- 中部・・・名古屋
- 関西・・・大阪・京都・兵庫
- 九州・・・福岡
となっています。
今のところものすごい需要があり注目度も高いので、今後さらにエリアは拡大されると思いますが、現在は非対応地域にお住まいの方は対応地域まで出向いて働くしかありません。
また配達時間も24時までとなっています。(今後は深夜配達サービスもできるかも・・・)
Uber Eatsの報酬システム
残念ながらUber Eatsには時給保証というものはありません。完全に歩合制になります。
Uber Eatsの報酬は以下の合計になっています。
Uber Eatsの基本報酬料金
受け取り料金:300円
レストランにて商品を受け取った際に発生する報酬です。1つのレストランから配達先が2か所ある場合でも受け取り場所が1か所であるため、受け取り報酬は1つ分としてカウントされます。
受け渡し料金:170円
注文した注文者に商品を渡したときに受け取れる料金です。配達先が複数ある場合は、それぞれ受け渡し料金が発生します。
距離料金:150m/km
レストランから配達先までの距離に応じて計算されます。配達先が複数ある場合は、合計の距離で計算されます。
インセンティブ
またUber Eatsの配達には基本報酬に加えてインセンティブがあります。「ブースト」と「クエスト」が基本料金に+αで乗っかります。
ブースト
通常の配送手数料にある程度の倍率が増額する仕組みです。1.1倍から高い場合は1.8倍というのもあるようです。
ブーストの倍率は、Uber Eatsの注文者が需要が高まる時間帯や地域によって決定されます。
つまり、注文が多い人気エリアで、注文されやすい時間(食事時)に働ければ、通常の配達より稼げる額がアップするということです。
雨の日などの天候が悪い日の特別報酬もあります。
クエスト
通常の配送手数料に加えて、1日の配達件数に応じて追加で報酬が支払われる仕組みです。
例)10配達完了で2,000円追加
クエストの内容は配達パートナーによってことなり、すべての配達パートナーに同じ内容が適用されるとは限りません。
サービス手数料
上記の基本報酬から35%が手数料になります。
結構取られるなというのが正直な印象ですが、運営も無償というワケではなくそこからサポートセンターなどの人件費を賄っているの仕方がない・・・
ただし「ブースト」「クエスト」を合算した数値から手数料が引かれないので、良心的と言えます。
Uber Eatsの報酬はどれくらい?
さて気になるのはそのUber Eatsがどれくらい稼げるのか?という点について。
最初にザックリとした結論を申し上げると、1日8時間以上働いた日給として9,000円~20,000円、時給にして1,000円~1,500円になります。
ただし完全歩合制であるため、Uber Eatsの需要がないエリアで待機している場合、1円にならない可能性もあります。
反対に、需要が多い地域で、その上効率的に配達をしていれば中には2万円後半から3万円以上稼ぐ猛者もいます。
※ただし報酬は状況により異なることはご理解ください。
1件の配達あたり平均500円前後の報酬
SNSや他のサイトの書き込みを見ると、Uber Eatsの1件あたりの相場は500円前後のようです。
実際私も配達パートナーとして仕事をしていますが、手数料引いた手取りは500円程度という感覚です。
ただ、別日に配達したら1件の平均が500円を下回る日もありました。
この日はピックアップ(飲食店)までの距離がやたら遠かった割に、配達先のお客さんまでの距離が短かったのが原因です。
稼ぐ人は2万円以上も夢じゃない!?
平均で1件あたり500円、時給にしたら1,000円、くらいが目安ですが中にはもっと稼いでいる人もいます。
15時間ぶっ続けで21,345円(32件配達)したそうです。「体力的にはきつかったけど、好きな自転車に乗って、特別なスキルがない人が稼げるなら全然悪くない」と動画内では話していました。
これ日給です^_^
回数特別報酬もいれると、3万オーバー😉
東京のマックスがこれくらい pic.twitter.com/mbLrOX4aed
— Uber Eats東京Mr.k (@junfree8) 2019年1月22日
土日で40,000円~50,000円稼がれているようです。
Uber Eatsは副業のようですが、ここまで稼がれてるともはや副業とは言えないですね・・・・
11h31d
はじめて売上20k超え。インセ別。
結局、渋谷区・港区を脱出できず、夜まで稼働。キャンセルもあり夜は完クリならず。— 蝶ネクタイのUberEats配達パートナー (@BowTiedUber) 2018年8月4日
11時間31件で20,000円を超えを達成。後述の稼ぐコツ部分でも記載いたしますが、やはりエリア選びは大事!
Uber Eatsで効率的にたくさん稼ぐためのコツ
実際に何回かUber Eatsの配達パートナーとして見て働いた感触や、SNSなどでの配達パートナーの有益なツイートから、Uber Eatsで効率的に高収入を稼ぐためのコツをまとめました。
回数をこなす
ちょっと効率的とは言い難いですが、そもそも注文が発生しない事には1円にもなりません。そのため取りあえず効率をこなせば、確実に日給ベースで考えたときに収入はアップします。
注文が多いレストランやエリアを把握する
回数をこなしていくうちに、「このエリアは注文が多いな」「このレストラン(チェーン)は人気だな」というのが分かってきます。
注文が多いエリアや人気レストラン付近で待機をしていれば、受け取りの移動を減らすことができます。
私の体験談で、Aのマクドナルドで食事を受け取り、0.5km先に配達後、またAのマクドナルドで注文が発生したので、すぐに戻って効率的に稼げたこともありました。
そのときに「配達依頼がよく発生する場所に張り付くのもアリだなぁ」と思いました。
飲食店までの距離が遠かったらキャンセルする
正直な話、私はやっていないですし、やり過ぎるとあなたの評価が下がるためおすすめもしませんが、飲食店の距離までがあまりにも遠かったら依頼をキャンセルするという人もいるようです。
ブースト倍率が高い時に配達を行う
飲食店やお客さんの家までの距離は自分ではどうにかすることができません。基本料金は自発的にコントロールができません。
まあそれができたらみんな稼げる場所でしか配達しませんもんね・・・
ただビーストはある程度自分でもコントロールできます。
- 時間帯であれば、11:00~13:00、18:00~21:00
- 注文者の需要が高い地域
を意識したタイミングで働けば、ブーストによる倍率で効率的に稼ぐことが可能です。
ブースト倍率の最新情報は、アプリ内の「プロモーション」ページから確認することができます。
クエストを意識する
各配達パートナーごとに、通常の配送手数料とは別に1日の配達件数に応じて追加して支払われる仕組みがあります。
特別クエストの情報はメールやアプリ内でチェックできるので、見逃さないようにしましょう。
スピードが出る乗り物に替える
私は初回の配達を10年くらい使っているボロボロのママチャリで行いました。
配達完了後に、「これじゃダメだ!」と思い3万円くらいのクロスバイクを購入しました。
3万円なので、高額のロードバイクや原付には勝てませんが、
移動時間が大幅に短縮されました。(左がボロチャリ、右が新しいクロスバイク)
もし本気で稼ぐのであれば、ロードバイクや原付など、今の移動手段よりもスピードが出る乗り物を使用することをおすすめします。
スピードが出る乗り物を使用することで、
- 移動時間が短縮できる
- 時間あたりの配達件数を増やせる
- 体力の消費を減らす
ことができます。中古に抵抗なければメルカリで3万円程度で原付を購入することもできます。
またレンタルサイクルを利用してる方は、電動アシスト付きにすることで、消費体力を抑えて長時間の配達ができます。
まとめ
Uber Eatsは自分の好きな時間に食事を配達する副業です。シフトもありませんし、髪型服装も著しく清潔感を損なわない限り自由です。
さらに歩合制であるため、効率的に働いた分だけ稼げるので、ガツガツ働きたい人にはおすすめの副業です。
ぜひ、この機会に配達パートナーに登録してみてはいかがでしょう?登録は無料で公式ホームページよりサクッとできます!
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