【元配達員が解説】ウーバーイーツの配達員はやめとけ!おすすめしない理由

2023年まではなんだかんだ稼がせてもらったウーバーイーツ配達ですが、正直2025年現在においてはあまりおすすめしません。理由はシンプルに稼げなくなったからです。

この記事では、なぜ以前に比べて稼げなくなったのか?ではなんの副業をすればいいのかを紹介します。

ウーバーイーツが稼げなくなった理由

①:配達員数・サービスエリアの拡大 ⇒ 競争激化

  • Uber Eatsは日本全国47都道府県にサービスを展開しており、配達可能エリアが拡大しています。
  • サービス領域が広がる一方で、配達パートナーの登録も拡大しており、「注文数/配達パートナー数」のバランスが、以前より厳しくなってきているという指摘があります。
  • 例えば、ある配達員向けサイトでは「最低報酬は320円(いわゆる“みつお”案件)まで下がった」という声も記録されています。

上記の構造変化により、配達1件あたりの取りやすさ・案件の受注頻度に“頭打ち”あるいは“低下”の傾向が出ていると考えられます。

②:報酬制度・単価が以前より厳しくなってきている

  • 配達報酬(時給換算・1件あたり)に関して、2025年時点のデータでは「東京で平均時給約1,351円」という調査結果が出ています。
  • 加えて、配達員のSNSでは「副業として始めたが“報酬が見合っていない”と感じて登録だけして活動していない」「稼ぎづらい」「消耗型労働」という声が出てきます。
  • ただし、「条件を選び・戦略を立てて活動すれば稼げる」という論調もあり、“誰でも簡単に”という状況ではないとの分析もあります。

これらから、「報酬は以前ほど太くはない」「誰もが簡単に高収入を得られる時期ではなくなっている」という実感値が支えられています。

③:稼げるパターン”への依存度の上昇

  • 「春(4〜5月)・秋(10〜11月)は外出しやすいため注文数が減り、稼ぎにくい」といった季節変動がここ数年強くなっています。おそらくコロナが落ち着いて外出が増えたと閑雅てえいます。
  • また「悪天候(梅雨・台風・猛暑・寒波)の時期/繁華街・駅近のエリア」など、条件が整っているときに稼ぎが集中する傾向にあります。

つまり、稼ぐためには“条件を熟知して行動できる/場所・時間を選べる”という能力・情報収集・ノウハウが以前以上に重要になってきており、初心者・非効率な配達員にはじわじわと厳しい環境になってきていると言えます。

補足・注意点

  • ただし、「以前より必ず稼げなくなっている」という断定しきれない部分もあります。地域・時間帯・車/自転車・配達員自身の稼働戦略・他のプラットフォーム併用状況などによって「稼げる人/稼げない人」の差はむしろ顕著になっています。
  • また、報酬制度の変更・インセンティブ(ブースト・クエスト等)の出し方が変わってきており、「稼げるチャンス自体が無くなった」というよりは「稼げる条件を自分で探し・選べる人/戦略をとれる人」でなければ収入を維持・向上させるのが難しくなってきた」と整理する方が実態に近いです。

今後、副業の選択肢として「誰でも簡単に週数万円」というモデルを想定するのであれば、Uber Eatsを主軸に据えるのではなく、『収入を期待値通りに上げるための戦略構築』が必要と考えています。

そもそも「フードデリバリー依存」は危いのでは?

フードデリバリーは

  • 報酬単価・ブースト制度の縮小:Uber Eatsや出前館などが“配達員の急増”を受け、インセンティブ報酬を抑制。
  • 需要の頭打ち:コロナ禍の特需が終わり、外食回帰により注文数が減少。
  • 供給過多:副業希望者・専業配達員が増加し、1人あたりの稼働効率が低下。

という側面があります。

 “体力労働依存・単価下落・季節変動”という構造的リスクが高まりつつあります。
したがって、「自由・即金・ローリスク」×「スキル資産化できる」副業へ転換するのが合理的です。

では、フードデリバリー以外に何の副業をすべきなのか?

フードデリバリー以外で何の副業をすべきなのか考察しました。

代替となる副業・ギグワーク

分類 概要 向いている人 即金性 将来性
① 配送以外のギグワーク 家事代行・軽貨物・ポスティング・便利屋など 体力仕事慣れ/時間をコントロールしたい人
② デジタルスキル型 ライティング・デザイン・動画編集・SNS運用代行 PCスキルがある人
③ コンテンツ発信型 ブログ・YouTube・note・X(SNS) 自分の意見や知識を発信できる人 ◎◎
④ 投資・物販型 せどり・転売・株式・ポイント投資 数字に強い人 ○〜◎
⑤ ローカルサービス型 フォトグラファー、イベント手伝い、観光案内など 地域活動や人と話すのが好きな人 △〜○

スキマ時間・即金性重視のギグ系

サービス名 内容 特徴
タイミー(Timee) 1日単位で働ける短期バイトマッチング 登録→即勤務→即日入金。自由度がUber級
シェアフル(Sharefull) 登録制の1日バイト コンビニ・イベント運営などの案件が多い
AnyCarry / PickGo 軽貨物・小型配送ギグ Uberより単価が高いケースも(免許必要)
くらしのマーケット 家事代行・引越し・草むしり等 手数料は高いが、リピート客がつくと強い

デジタルスキル系(スキルを積めば在宅でも稼げる)

職種 初期投資 単価目安 ポイント
Webライター 0円 1文字1〜3円 クラウドワークスで案件豊富/経験が資産化
動画編集 PC+ソフト代(約10万円) 1本5,000〜30,000円 YouTube案件や副業映像制作需要
デザイン(Canva可) 0〜少額 1案件3,000〜 SNS運用代行やLP制作にも派生
AI活用コンテンツ制作 0円(ChatGPTなど) note販売・SNS収益化 初心者でも参入障壁が低い新領域

発信×収益化型(中長期戦略)

形態 収益源 ポイント
ブログ(アフィリエイト) 広告・成果報酬 SEO×テーマ特化で安定化可
note販売 有料記事販売 初期コスト0・SNS連動で強い
YouTube(考察系/Vlog系) 広告・案件・物販誘導 動画編集ができれば強力
SNS発信(X/TikTok) フォロワー→商品誘導 情報発信型ギグとして拡張可能

どの副業がいいのか?副業・ギグワーク比較表

ウーバーイーツなどのギグワーク、ウェブライター、アフィリエイトサイトの運営など、様々な副業をした僕が、各種の難易度とおすすめ度をまとめました。

  • 難しいことはやりたくなく、すぐに金を稼ぎたいのであれば「単発バイト」など
  • そこそこ学習はいるが、確実に高単価を稼ぎたい人は「ウェブライター」「動画編集」など
  • 難易度は高く、稼げない可能性もあるが、将来的に自動に近いお金が入ってくる仕組みを作りたい場合は「note・ブログ運営」

をおすすめしています。

副業ジャンル 想定月収(目安) 難易度 即金性 将来性 おすすめの人のタイプ
① タイミー・シェアフル(単発バイト系) 〜8万円(週3〜4稼働) ★☆☆(低) ◎ 即日入金 ★☆☆ 「スキマ時間で確実に稼ぎたい」「体を動かすのが苦じゃない」人
② 軽貨物・宅配代行(PickGo等) 10〜25万円(週5稼働) ★★☆(中) ★★☆ 「車・バイクを持っている」「Uber経験者で体力系が得意」な人
③ Webライター・ブログ代筆 5〜20万円(半年で安定) ★★☆ △(入金まで1〜2週) ★★★ 「文章力がある」「在宅で稼ぎたい」「情報整理が得意」人
④ 動画編集(YouTube・SNS案件) 5〜30万円(スキル次第) ★★★(高) ★★★★ 「集中作業が得意」「クリエイティブ仕事がしたい」人
⑤ note・ブログ運営(発信系) 〜数十万円(軌道に乗れば) ★★★★(高) ×(時間がかかる) ★★★★★ 「自分の知識を発信したい」「ストック収入を作りたい」人
⑥ SNS運用代行・インフルエンサー業 10〜50万円 ★★★(高) ★★★★ 「発信が得意」「人に影響を与えたい」人
⑦ せどり・中古転売(メルカリ・Amazon) 5〜30万円(資金力で変動) ★★☆ ★★☆ 「数字管理が得意」「リサーチや仕入れが苦にならない」人
⑧ AIツール活用コンテンツ制作(例:ChatGPT+note) 〜20万円(アイデア次第) ★★☆ ★★★★ 「トレンドに敏感」「AIを使って効率化したい」人

まとめ

ウーバーイーツをはじめとしたフードデリバリーは以前に比べて稼ぎにくくなりました。そのため今から始めるのは正直おすすめはしません。

本業以外でお金を稼ぎたいのであれば、どの副業が合っているのか考えて検討してみてください。

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