私は、アフィリエイトをするためのサイトやブログを運営するのであれば、WordPressをおすすめしています。
無料レンタルブログみたいにある日突然ブログ削除されることもなければ、簡単にデザインレイアウトを変更できる上に、プラグインをインストールすれば機能拡張も容易です。
WordPressを使ってサイトやブログを運営するには、サーバーが必要になります。
自分でサーバーを設置しても良いですが会社でもない限りランニングコストの観点からおすすめしません。
そのためレンタルサーバーを月額で借りて、サイトやブログを運営することをおすすめしています。ですが「レンタルサーバーの種類が多くて分からない」と悩んでいる人も多いと思います。
そこで本記事では、過去も含めて複数のレンタルサーバーを使用している私が、おすすめのレンタルサーバーをランキング形式で紹介します。
レンタルサーバーを選ぶときの基準
レンタルサーバーランキングの基準をざっくりまとめました。
アクセスが集中しても落ちないか?
サーバーには転送量というのがあるのですが、これは一度のアクセスにどれだけサーバーが耐えてくれるか?という指標です。
サーバーの転送量が少ないと、あなたのサイトにアクセスが大量に集まった時に処理落ちをしてしまい、記事や広告が表示されなくなってしまいます。こうなるとせっかくの広告収入を得るチャンスが台無しです。
私の運営するサイトは大量にアクセスが集めるタイプのサイトを運営していないのであまり重要視していませんが、トレンド記事や市場が大きいジャンルに参入するのであれば転送量をチェックすることをおすすめします。
セキュリティは大丈夫か?
コンピュータに対して複数のマシンから大量の処理負荷を与えることでサービスを機能停止状態へ追い込む「DDos」や、サイトがハッキングされ内容が改竄される、という事件は少なくありません。
さらに、レンタルサーバー運営会社のメンテなどで、データが消えるということもあります。レンタルサーバーの過去のトラブルについてもチェックしておきたいポイントです。
サポート体制は万全か?
初心者の場合、サーバーを使う上でわからないことがとても多く出てきますし、間違った設定をして動作しなくなるといったトラブルもいろいろ発生します。
私も間違ってサイトのデータを全部消してしまった時や、AのサーバーからBのサーバーに移行した時は、ヒヤヒヤしました。
そんな時に、電話サポートやメール相談などができればこれほど心強いものはありません。サーバー選びの時はスタッフのサポート体制も判断基準の1つだと考えています。
バックアップ機能がついているか?
私は、サーバー移行やサイトの移転を数回行った経験があります。1発でうまくいくこともあればミスをしてデータを飛ばしてしまうこともありました。そういうときに自動バックアップ機能に助けられました。
WordPressでブログを運営するとファイルサーバーをいじったりPHPのコードを書き替えたり、など難しいことをしたときに急にサイトが表示されなくなることがあります。
そういったときにバックアップ機能があれば簡単に作業前の状態に戻すことができます。
SSLに対応しているか?
SSL(Secure Sockets Layer)とTLS(Transport Layer Security)は、いずれもインターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組み(プロトコル)です。
クレジットカード番号などの重要なデータを暗号化して通信のやりとりを安全に行う仕組みだったのですが、近年は重要なデータのやりとりをしないサイトやブログにまでSSLを求めてきます。
”http”のままだと「このサイトは安全ではない可能性があります」などと表示されるウェブブラウザも少なくありません。(当サイトは”https”になっています。
このような文言があるだけでユーザーは不安がって離脱してしまいますし、今後は”http”のままのサイトは検索エンジンから除外される可能性がある、とまで言われている重要な要素です。
レンタルサーバーを選ぶ時に無料でSSL化ができるかもしっかりチェックしておきましょう。
1つのサーバーで複数サイトを運営できるか?
1つのサイトが上手く軌道に乗ればより収益を求めて別サイトを運営する、というのはアフィリエイターの王道パターンです。
そのため1つのサーバーで複数のサイトが運営出来た方が、管理の手間も楽になりますし、サーバー代も節約できます。
ほとんどのサーバーは1つで複数サイト運営出来ますが、中には1つごとに料金が加算されるものもあります。(この記事では「Wpx」が該当)
操作がしやすい管理画面かどうか?
今はだいぶ少なくなったと思いますが、レンタルサーバーの中には昔ながらの扱いにくい管理画面のサーバーもあります。
IT記述があまりない人や、これからブログを立ち上げる人にも親切な作りになっているレンタルサーバーを下記のランキングではピックアップしています。
実際に使ってみたレンタルサーバーのおすすめランキング
上記で触れた選ぶための基準を指標に、実際に使った中でおすすめのレンタルサーバーをランキング形式で紹介します。
1位:とりあえずこれにしておけば間違いない「エックスサーバー」
WordPressでサイトやブログを運営するのであれば王道であるサーバーです。私も4サイト(没にしたものを含めれば6サイト)を「エックスサーバー」で運営しています。
利用者数No.1という呼び声も高く、周りのブロガー・アフィリエイターの大半も「エックスサーバー」を使用しています。
初期費用 ※キャンペーン期間中は安くなる可能性アリ |
3,000円 |
月額利用料金 ※まとめ払いで割引アリ |
X10プランの場合1,000円/月 X20プランの場合2,000円/月 X30プランの場合4,000円/月 |
転送量の目安(通常のサイトであればX10でOK) | X10の場合70GB/日 X20の場合90GB/日 X30の場合100GB/日 |
セキュリティおよびサポート | 24時間365日。電話サポートあり。 |
バックアップ | 14日分のデータ自動バックアップ。 |
SSL化 | 無料で可能 |
複数サイトの運営 | 50サイトまで可能 |
管理画面の扱いやすさ | 簡単操作でWordPressインストール可能。 初心者でも扱いやすい仕様。 |
スペック自体はもっと上のレンタルサーバーがありますが、ECサイトなど決済の仕組みや会員登録のシステムを使うウェブサイトでも稼働するくらいの性能があります。アフィリエイトサイトやブログを運営するならばまず問題はないでしょう。
さらに、ネット上に大量の情報があるのもおすすめポイントの1つです。技術者の情報がたくさんあるため、何かにつまづいたときも解決の糸口が見つけやすくなっています。
これからアフィリエイトサイトや個人ブログを始めるのであれば、このサーバーさえ選べばOKの決定版が「エックスサーバー」です。
2位:アダルトサイトも運営できる高スぺサーバー「mixhost」
「mixhost」は値段が安く、その上最新サーバーであるためスペックが高いというのがウリです。
またアフィリエイターの視点では、アダルトサイトも運営できるというメリットもあります。(修正など違法性の高いサイトは不可)
エックスサーバーをはじめとした大半のサーバーはドきついエロをウリにしたサイトの運営を規約で禁じていますが、「mixhost」なら運営しても問題ありません。あなたがアダルト色の強いサイトを運営する予定があるのであれば1番におすすめします。
初期費用 | 0円 |
月額利用料金 (3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月 ※まとめ払いで割引アリ |
スタンダードの場合880円~1,380円/月 プレミアムの場合2,780円~1,780円/月 ビジネスの場合5,580円~3,580円/月 |
転送量の目安 (通常のサイトであればライトから) |
スタンダードの場合2TB/月 プレミアムの場合4TB/月 ビジネスの場合6TB/月 |
セキュリティおよびサポート | メールのみなので少し不安。 |
バックアップ | 自動バックアップ機能あり。 |
SSL化 | 無料で可能 |
複数サイトの運営 | 無制限 |
管理画面の扱いやすさ | わちゃわちゃしている。 エックスサーバーよりは扱いづらい。 |
最新サーバーなのでスペックが高くかつ値段が安く利用でき、アダルトOK、という強みがありますが、割り当てられたサーバーの一部が頻繁にダウンするというウワサがあります。
初期にレンタルした人が中心で私も含めて後から入った人に害はないようなのですが、サーバー障害速報などを見ると不安になるのでそこがマイナスポイント。
3位:実績があるのに値段がリーズナブル「ロリポップ」
以前会社務めをしていたときに、会社のホームページの運営で少し使っていました。
スペック自体はエックスサーバーやmixhostに比べて低いのですが、そもそも普通のサイトやブログを運営するのであれば問題はありません。なにより値段が安いというのが「ロリポップ」の大きな特徴です。
初期費用 | 1,500円 |
月額利用料金 |
エコノミーの場合100円/月 ライトの場合250円/月 スタンダードの場合500円/月 エンタープライズの場合2,000円/月 |
転送量の目安 (一般的にサイトであればスタンダード以上を推奨) |
エコノミーの場合40GB/日 ライトの場合60GB/日 スタンダードの場合100GB/日 エンタープライズの場合無制限 |
セキュリティおよびサポート | スタンダードプランとエンタープライズプランは 電話サポートあり。 エコノミーとライトはチェットサポート。 |
バックアップ | 自動バックアップ機能あり。 |
SSL化 | 無料で可能 |
複数サイトの運営 | 30サイトまで可能。 |
管理画面の扱いやすさ | 比較的シンプル。 エコノミーはWordPressが扱えないので注意。 |
歴史が長く豊富な導入事例もあるのでサービスの質は担保できると思います。また丁寧なマニュアルがあるので困った時も安心。
ただ、最初はロリポップで始めたけど最終的にスペックが足りなくてエックスやmixhostに移行した、という話も結構耳にするので、スペック面はやはり期待できない。
サーバー間の移行作業は実際にやった身としてはかなり面倒だし不安になるので、長期でやる気があるのであればエックスでいいような気もします。(逆に長続きするか不安ならばロリポップもあり)
評判の良いレンタルサーバー
次に、私は利用していないですがアフィリエイターやブロガーから評判の良いサーバーを紹介します。
表示スピードがとにかく速い「ConoHa WING」
インターネット関連事業を行う東証1部上場企業であるGMOが運営するレンタルサーバーです。
国内のレンタルサーバーでは最速と言われているらしく、「ConoHa WING」でWordPressを運営しているブロガーさんのサイトをいくつか見ましたが、表示速度はとにかく速かった記憶があります。
ページの表示速度は、検索エンジン対策でも重要な指標であるため、記事が上がらない要因を1つでも減らしたいアフィリエイターにとっては必須サーバーと言っても過言ではありません。
初期費用 | 0円 |
月額利用料金 |
ベーシックの場合最大1,200円/月 スタンダードの場合最大2,400円/月 プレミアムの場合最大4,800円/月 |
転送量の目安 (一般的にサイトであればベーシックでOK) |
ベーシックの場合2.5TB/月 スタンダードの場合3.0TB/月 プレミアムの場合3.5TB/月 |
セキュリティおよびサポート | スタンダードプランとエンタープライズプランは 電話サポートあり。 エコノミーとライトはチェットサポート。 |
バックアップ | 自動バックアップ機能あり。過去2週間分まで遡れる。 |
SSL化 | 無料で可能 |
複数サイトの運営 | 無制限 |
SEOメインで行っているアフィリエイターである以上、表示速度対策は大事です。国内最速の表示速度などでページスピードという観点ではこれ以上のSEO対策はないでしょう。
ですが金額が若干高めなので、GMOとは言え新しいサーバーのため信頼性という意味では少し不安が残ります。
ロリポップよりも安い?「Wpxクラウド」
エックスサーバーは文句なしに扱いやすいのですが、値段が高いと感じる方も多いと思います。そんなひとにおすすめなのが、エックスサーバー社が運営する「Wpxクラウド」です。
初期費用 | 0円 |
月額利用料金 |
グレードAの場合500円/月 |
転送量の目安 (月30万PV程度のサイトまでOKだそうです) |
グレードAの場合300GB/月 |
セキュリティおよびサポート | 24時間365日。電話サポートあり。14日分のデータ自動バックアップ |
バックアップ | 自動バックアップ機能あり。過去2週間分まで遡れる。 |
SSL化 | 無料で可能 |
複数サイトの運営 | 1つまで |
月額500円で利用できるのですが、容量が10GBで1ドメインまで登録可能です。ちょっと不安ですが初心者がまずは1サイトをしっかりつくるのであれば、十分なサービスだと言えます。
転送量は月30万円PVまでなので、トレンドサイトやゲームの攻略サイトのような爆発的に読者が増えそうなコンテンツには不向きですが、お悩みを解決する系のアフィサイトなら問題ありません。(アフィサイトで月30万PVなんて上級アフィリエイターでも難しいですからね・・・・)
まとめ:エックスサーバーで十分
右も左もわkらないという状態であれば、安心の実績があり安定したスペックを誇っている「エックスサーバー」で良いと思います。
あとは、
- スピードを重視して「ConoHa WING」
- コスパを重視orアダルトジャンルなら「mixhost」
が選択肢に入る気がする、というのが個人的見解です。(どうしても値段を抑えたいなら「ロリポップ」or「Wpxクラウド」)
とりえあえず、これらの中からニーズに合わせたものを選べばまず外れることはないので安心してください。
WordPressに必要なサーバーを選べば、次は独自ドメインと連動させる作業になります。
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