ブログの記事数はいくつが正解なのか?100記事書けばいいはホント?

ブログ論




ブログである程度成果を出している人が口をそろえて言う「とりあえず記事を100本書け!」。

偉い人の言葉を鵜呑みにして沢山記事を書いているけど、全然アクセスも売り上げも増えないという人は多いと思います。

もちろん、記事をたくさん書けば理論上はアクセスが上がるはずですが、ただ闇雲に100記事書いても上手くいきませんし、途中で挫折するのは目に見えています。

本記事では、ブログは100記事書くのが正しいのか?という疑問に対する回答と、個人的なブログ運営論について触れます。

ブログは100記事書くのは不正解

最初に結論を述べると、ブログを100記事書くのは不正解だと思っています。

「じゃあどれくらいの記事数が正解なのか?」に対するベストアンサーはあなたの運営方法次第です、というのが個人的な見解です。

サイトやブログの運営スタイルは様々であなたに合う方法を取れば良いです。収益を上げているブログの記事数についてまとめました。

パターン1:1~3記事くらいのペラサイト

私自身はペラサイトを運営していませんが、実際に交流のあるアフィリエイターさんの中には1~3記事程度のペラサイトで月に5万円以上稼いでいる人がいます。

内訳は案件広告の紹介ページが1つと後は運営者情報・免責事項のみ、みたいなスタイル。

アクセスを集める方法は、中古ドメインでサイトを作り、複数のサテライトブログからリンクを当てる方法、PPCを利用したアフィリエイト、が主要のようです。

パターン2:30~50くらいのミニサイト

私が運営しているサイトの1つには記事数が少ないけど月3~5万円くらいの売り上げになるサイトもあります。

トップページ、お悩み記事、商標記事、で構成した時にそれ以上書く内容がなかったというのが正直な感想です。

狙うキーワードさえ正しければ、記事数が少なくてもある程度の売り上げになります。

パターン3:100記事超のミドルサイト~ビッグサイト

「100記事書くのは不正解じゃないのかよ!」って思われたかもしれません。このサイトはお悩み系のキーワードから商標も多いジャンルだったため、どんどん記事が増えてしまいました。

このサイトはさすがに20万円~40万円くらいに発生します。

結論:記事数を目標にしてはいけない

何が言いたいかと言うと、記事数を目標にしてはいけないということです。100記事というノルマを課してしまうと、「無理矢理100個作らなければならない」「あと2記事で100記事達成だからとっとと書いてしまおう」というモチベーションになって品質が落ちます。

100記事を目指すのは不正解かもしれませんが、100記事以上書きたいことがあれば積極的に書くべきです。

どんな風にブログを運営すれば稼げるのかについての考察

「記事数がゴールじゃないとすると何が正解なのか?」という考察をしたいと思います。

ドメインパワーを強くする

恐らくですが100記事書いてアクセスや売り上げが上がった人は、流入が増えたことによってド名パワーが強くなったのが要因ではないかと思います。

ただ本人は自覚がしていないことが多いため、100記事書いたら成功したというのが独り歩きしてしまったのではないでしょうか?

100記事書かなくてもドメインパワーを上げることができれば、もっと効率的にアクセスアップや売り上げアップを目指せるのではないでしょうか?

ドメインパワー上げる施策の例を出すと、

  • 元々一定上のドメインパワーがある中古ドメインを用いてサイトを始める
  • 検索流入以外にもSNSなどからの流入を集める
  • シェアしたくなるような質の高い記事を書きアクセスを集める
  • リンク付けてもらえるようなお役立ち記事をする書く
  • サテライトサイトを運営して自演でリンクを付ける(ブラックSEO)

などがあります。

検索されているワードで記事を書く

100記事以上書いても成果が出ないブロガーにありがちなのが、誰も検索しないキーワードで記事を書いているパターン。特に日記やポエム、オピニオンばっかりのパターンなんて最悪です。

あなたが書いている記事のタイトルはちゃんとキーワードプランナーで検索ボリュームをチェックしているでしょうか?

また、キーワードプランナーで検索されているキーワードかどうかチェックした後は、そのキーワードで上位表示されている記事を見て、キーワードの検索意図や読者が何を求めて検索している理解していますか?

このような検索キーワードに対してのアプローチをすればアクセスを増やすことに繋がるはずです。

記事を量産する定期的なメンテナンスの方が大事

ちゃんとした質の記事で量産を行えばアクセスは増えるかもしれません。ですが上述の通りネタがないのに無理をするのは違うと思います。

それよりも、定期的に記事をメンテナンスして記事の鮮度をよくする方が大事です。検索エンジンは常に最新の情報を求めているので1年前上位表示していた記事も放置をしていれば順位が下がります。

サイトがある程度完成したのであれば、無理な更新をするよりもキチンとメンテした方が、少ない労力でアクセス・売り上げを維持できます。

回遊率を意識したサイト構成を考える

難関キーワードで上位表示するためには回遊率を考えたサイト設計が大事とよく言われます。

正直私はサイト設計をそこまで意識していませんし、サイト設計をしないと絶対に上がらないということはない、と思っています。

ですが、記事と記事がバラバラの関係になっているよりも、記事と記事が内部リンクという形で繋がっていて、読者が関連記事を踏んでくれるようなサイト設計の方が検索エンジンでも上位表示されやすいサイトになるとは感じています。

回遊率を意識するためには特化サイトの方が強くて、政治ネタとアイドルネタとガジェットのようなブログよりも、ビジネス用のガジェットとビジネス用のスマホアプリを紹介しているサイトの方が良いと思います。

雑記でブログを書くのは大いにOKですが、あまりにも方向性が違い過ぎると回遊率は下がりSEO上不利になる可能性があります。

関連性の高いもので100記事もネタがなければ、無理して書かなくて良いでしょう。

おわりに

ブログは何記事書けば正解なのか?と言う話ですが、私的には答えがないと思っています。記事数にこだわらず、あなたが書ける記事数でブログを運営してみてはいかがでしょう?

また100記事書いても全く上手くいっていなければ、SEO対策やキーワード選びで間違っているので今一度振り返ってみましょう。

とりあえず言いたいことは、記事数が絶対ではない!ということです。

 

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